更年期のさまざまな不調に
当院では、更年期障害などに対する治療の選択肢として、ヒト胎盤由来の医療用医薬品「メルスモン」を使用したプラセンタ注射を保険診療で行っています。
更年期には、女性ホルモンの変化により、ほてり、発汗、疲れやすさ、肩こり、頭痛、イライラ、不眠、気分の落ち込みなど、さまざまな症状が現れることがあります。
症状や体質、ほかの病気の可能性などを確認したうえで、患者さんに適した治療をご提案します。
当院では、更年期障害などに対する治療の選択肢として、ヒト胎盤由来の医療用医薬品「メルスモン」を使用したプラセンタ注射を保険診療で行っています。
更年期には、女性ホルモンの変化により、ほてり、発汗、疲れやすさ、肩こり、頭痛、イライラ、不眠、気分の落ち込みなど、さまざまな症状が現れることがあります。
症状や体質、ほかの病気の可能性などを確認したうえで、患者さんに適した治療をご提案します。
プラセンタとは「胎盤」を意味します。
胎盤には、妊娠中の胎児の成長を支えるため、アミノ酸などのさまざまな成分が含まれています。プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から抽出・精製した成分を使用した医薬品です。
当院では、国内で医薬品として承認されている「メルスモン注射剤」を使用します。
メルスモンは、次の治療薬として国内で承認されています。
更年期障害では、次のような症状の改善を目的として使用することがあります。
効果の現れ方には個人差があり、すべての症状が改善するとは限りません。
メルスモン1アンプル(2mL)を皮下に注射します。
添付文書上は、1日1回、毎日または隔日に皮下注射することとされています。当院では、症状や通院可能な頻度に応じて、医師と相談しながら注射回数を決定します。
一般的には、まず週1~3回程度から開始し、症状の変化を確認します。
※メルスモンは皮下注射専用です。当院では静脈注射や点滴への混合は行いません。
診察の結果、更年期障害と診断され、保険適用条件を満たす場合は健康保険が適用されます。
3割負担の場合
・初回:1,100円前後
・2回目以降:400~550円前後
メルスモン1アンプル(2mL)の皮下注射を行います。
診察内容、各種加算、負担割合により窓口でのお支払い額は異なります。
保険診療では1回1アンプルです。
※自由診療の場合は全額自己負担となります。
※保険診療と自由診療では、診察方法や費用が異なります。
※保険診療と自由診療を同じ日に行えない場合があります。
医師が更年期障害または乳汁分泌不全と診断し、保険診療上の条件を満たす場合には、健康保険が適用されます。
保険適用の可否は、年齢だけではなく、症状、診断、治療の必要性などを確認したうえで判断します。
保険診療の対象とならない場合や、美容・健康維持などを目的として希望される場合は、自由診療となります。
美容、肌質改善、疲労回復などを目的とした使用は、国内で承認されているメルスモンの効能・効果には含まれません。効果には個人差があり、十分な効果が得られない場合もあります。
プラセンタ注射は、更年期にみられるさまざまな不調に対する治療選択肢の一つです。
更年期の症状には、甲状腺疾患、貧血、心臓病、うつ病など、別の病気が隠れている場合があります。当院では、症状を確認したうえで、プラセンタ注射だけでなく、ホルモン補充療法や漢方薬なども含めて適切な治療をご提案します。
お気軽にご相談ください。
主な副作用として、次のような症状が報告されています。
非常にまれですが、血圧低下や呼吸困難などを伴うショックが起こる可能性があります。
注射後に、息苦しさ、全身のじんましん、顔や喉の腫れ、強い気分不良などが現れた場合は、直ちに医療機関へご連絡ください。
過去にプラセンタ注射やほかの薬でアレルギー症状が出たことがある方は、必ず診察時にお申し出ください。
メルスモンは、国内のヒト胎盤を原料として製造される「特定生物由来製品」です。
原料となる胎盤については、提供者の問診や感染症検査を行い、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、HIVなどの核酸増幅検査が実施されています。また、製造工程では加熱処理や高圧蒸気滅菌などの安全対策が講じられています。
これまでメルスモンによって、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)などが感染したとの報告はありません。
ただし、ヒトの胎盤を原料としているため、未知の感染症を含め、感染症伝播の可能性を理論上完全に否定することはできません。この点をご理解いただいたうえで治療を行います。
プラセンタ注射を受けた方には、献血に関する制限があります。
献血基準は改定される場合があるため、注射を受ける前に必ず説明を受け、最新の基準について日本赤十字社の案内をご確認ください。
プラセンタ注射を受けたことがある方は、献血の際に必ず申告してください。
メルスモンには「乳汁分泌不全」の承認がありますが、産後の乳汁分泌にはさまざまな原因があります。母乳量、授乳状況、乳房の状態、赤ちゃんの体重変化などを確認したうえで、治療の必要性を判断します。
妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、授乳中の方は、必ず事前に医師へお申し出ください。